こんにちは。カフェリコラボ 重野です。
すっかり秋になりましたね。
私は毎朝、愛犬と1時間ほど散歩をしているのですが
いつも行く公園に大きな銀杏の木があり、
大きな実がついています。
それがここ数日、たくさん落ちるようになりました。
地面に落ちた銀杏の匂いって、
踏むと公害並みの悪臭ですよね?
ふつうは拾う気にはなれないはず。
でも私、、、
その公園の銀杏がメチャクチャ美味しいのを知ってるので、
匂いを我慢して拾ってむいて食べます。
超簡単!! 手が臭くならない銀杏むきの方法
銀杏の実を直接触ると肌荒れをするので、
枝をヒョイとつまんで拾います。
で、それをペットボトルにポンポン入れて、蓋をギュッとして持ち帰ります。
で、しばらくそのまま放置しておく。
数日たつとドロッと柔らかくなってるので、ペットボトルの空気を抜いて外からボトルをゴリゴリします。
こうすると、とても簡単に実と周りが分離できますよ。
しかも手が汚れず臭くならない。
タネだけボトルの口から落とし、
これを水洗いして実を取り出して天日乾燥。
よく乾いたら冷蔵庫で保存して、食べるときに殻をむきます。
臭くても
面倒でも
美味しい銀杏のためならば
と、、、頑張りまして、
秋の楽しみにしています。
銀杏の匂いのもとはあれと一緒だった
銀杏嫌いな人なら、
道に落ちているのを踏んだりすると悪夢のように臭くて
「あの匂いなんとかならないかな?」
と思うはず、、、。
でも好きな人にとっては茹でても揚げても美味しくて、
口の中に広がるあのくせの強い匂いがたまらない・笑
(私は大好きです)
でもあの匂い、、、
考えてみたら強烈で一種独特。
どこかヤバイ感じがしますよね?
匂いのもとは「酪酸」と「エナント産」。
みんなの嫌う臭い体臭のような
排泄物のような匂いのもとは「酪酸」です。
(銀杏好きな人、ごめんなさい)
それもそのはず、、
酪酸の匂いは、
まさにおなら成分と同じなのです!!
でも酪酸はヤバイものではなく、
「短鎖脂肪酸」のひとつ。
短鎖脂肪酸は粘膜の免疫を作って
私たちの体を守ってくれているのですが、
この酪酸は短鎖脂肪酸の代表選手。
大腸を動かすエネルギーでもあります。
要するに酪酸が少ないと
大腸が元気に動けないということ。
銀杏と大腸は、「酪酸」でつながっているのです。
銀杏をたくさん食べれば
酪酸がふえるのか?
銀杏は唯一、
「酪酸が含まれている食べ物」と言われています。
「腸活のため銀杏をいっぱい食べよう。」
と言いたいところですが・笑
残念!!!!
銀杏を食べても腸内で分解されてしまい、
おなかに酪酸は増えません。
腸内の酪酸菌を増やすためには
食物繊維を食べるしかないようです。
薬効も期待!! 冬にむけて銀杏を味わおう
じゃあ銀杏を食べても役に立たないの?
そんなことはありません。
うれしいことに
薬膳では滋養強壮、喘息など気管支に効くとされていています。
冬に向けて感染症予防におすすめの食材です。
体を温めて喉を潤すよう
「鍋物」や「中華スープ」に入れたり、
「おでん」に串刺しにして入れても美味しいですね。
まあ、塩炒りや素揚げがいちばん美味しいかな?
と思いますけどね・笑
銀杏には中毒性があるので
食べ過ぎて下痢をしたりすることが多々あります。
美味しいものですので、注意して楽しみましょう。
P.S.
銀杏は刺激が強いので
消化器の手術直後は避けるようにしてください。
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腸活料理研究家/CafeRicoLABO代表 重野佐和子
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