こんにちは。カフェリコ重野です。 すっかり寒くなってきましたね。 お風邪などひいてないですか? 先日のこと。 店の近くを夜歩いていたら、 前の方から肩をギュッとあげて ポッケに手をつっこんで カメみたいに首を前に出して、 キョロキョロ辺りを見回しながら ガシガシ歩いてくる男性がいました。 怖いなーと思って顔をあげてみたら 眉が11時5分!! 口はへの字。 まるで鬼みたいな顔!! アッよく見たら、ご近所の鬼瓦さんではないですか!! 私がお会いするときは、 いつも怒ってて怒鳴ってて、 いつもいつも怒っててこわーい顔!! だから私たちは鬼瓦さんと呼んでいるのですが、 ただ道を歩いていても鬼瓦だったとは、びっくり!! 店は住宅街にあります。 商店街、それも割と大きめの商店街のすぐ近く。 50代の彼は、 あたりくまなく苦情を言える店を探しては、 苦情を怒鳴り散らし店に突入しているんです。 小学校の集団登校下校の見守りおじいさんにも 歩き方が気に入らないと電話を入れてるとか。 見た目は普通のおじさまなのに、 何であんなに怒ってばかりいるんでしょう・・・ そういえば、このあいだなんて、寒風のなか半袖・・・・ 1日怒ってるから、きっと暑いんでしょうね・笑 自分の正義にそぐわないものを敵視して、 というか、怒る対象を探して 何が楽しいのでしょうか。 で、思ったのですが・・・ きっと人を注意することが その方の生き甲斐なんですよね。 生き甲斐は人それぞれですが、 たとえそれが間違っていなくても、 理不尽な理由をつけて 他人を不愉快にしたり、恐怖に陥れるのは よくないと私は思うのです。 どう思いますか? たとえどんなに頑張ったとしても、 彼の生き甲斐が、他者を傷つけたり遠ざけてしまったら、 とっても損だし鬼瓦さんも不幸じゃないかと・・・。 ところで昨日、私の闘病中のはなしの取材があったんだけど、 「こうしたらいい」 「これしたらダメ」 「あの温泉が効くらしい」 「これ食べたらいい」 「この健康食品食べて」 という思いつきの押し付けは、 病人にとってしんどく辛いもので、 負担だ、という話しをしました。 誰かが大きな病気に直面すると、 家族のため、大切な人のために 何かしたいという気持ちがもちろんありますよね。 でも、 自分の体のこと、何も考えない人はいないから、 「あーしろこーしろ」と言うよりも、 微笑みながら、話しを聞いてあげることから はじめてみてはどうだろうか。 あーしろこーしろと言う人には、 弱音や本音は吐けない。 (私だけかもしれないけど・・・) と、取材のあとに改めて思ったのでした。 受け止めるほうがずっと大変なことだけど、 ちょっと心にとめてもらえるとうれしいです。 前述の鬼瓦さんは、 いつも言いたいことだけ言って帰っていきます。 質問すると、「私には何も言えない」って・笑 それでは今日は、このへんで。 「大腸がん手術後は、誰も食事が心配」 どんな風に食べたらいいか悩んでいたら 【無料レッスン/大腸がん手術後を美味しく食べる】に参加してください。 お申し込みはここをクリック♪
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腸活料理研究家/CafeRicoLABO代表 重野佐和子
20代でフランス料理研究家となり、料理教室主宰、広告、フードビジネスに携わる。大腸がん手術の後、自身の体験をもとに術後の食事を研究し、大腸がん術後食のエキスパートとなる。その後、再発予防・健康維持のためさらに腸の研究を重ね腸活料理研究家に。おなかにやさしいヘルシースイーツのネットショップ「カフェリコ」をオープン。パーフェクトマフィンが人気商品に。横浜元町におからマフィン専門店『カップベイク』の店舗を持つ。(2020.6閉店)
現在はオンラインを中心に料理教室を開催。
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