こんにちは。カフェリコ重野です。
12月ですね。
会食の予定が入っていませんか?
今年はきっと、
これからクリスマスパーティーや忘年会などの、会食の機会がふえますね。
楽しい季節であると同時に
胃腸手術などで開腹手術・おなかを切った人にとっては
腸閉塞を気をつけなければいけない季節ですので要注意!!
少しお話し聞いていただけますか?
腸閉塞の敵が年末年始は目白押し
昨日、消化器外科の看護師さんとお話しをしました。
これからの季節は腸閉塞・イレウスの患者さんが めちゃくちゃ多くなるとのこと。
忘年会の鍋もの。
消化がいいと思っていませんか?
「鍋もの」で 腸閉塞・イレウスを起こす人、多いんだとか。
そうそう、しらたきやキノコ、ごぼうは消化悪いです。
年が開けるとお節料理も・・・。
消化悪い素材のオンパレード。
しかも甘いししょっぱいし刺激的。
その上冷たい!!
これだけでも胃腸に負担・厄介ですよね。
考えればその通りなのですが、
楽しい気分のときは「たまにはいいよね♪」って気分になってしまう。
そして最大の難関は・・・
腸閉塞の引き金に「お餅」もなる
なんとお正月の難関はお餅だそう!!
餅がつまる!! → 腹痛で救急搬送
腸閉塞を起こして入院。
という方が多いんだそうです。
喉ではありませんよ、詰まるのは腸です!!
多いのは、焼いたお餅ですね。
たしかにたしかに、
焼いたお餅はどこで噛み切ったり 飲み込んだらいいかわからないです。
それでゴクンと飲み込んでしまうのでしょう。
よく考えればこれも納得ではないですか?
こんな風に、
健康なときに聞いてもチンプンカンプンな、
想像さえしない食べ物が
開腹手術をしたとたんに消化できなくなり
腸閉塞を起こしてしまうことも多いのです。
もちろん、開腹手術をしても全然大丈夫な人はたくさんいますが 、
不調を起こす人もたくさんいることを知っておきたいですね。
手術後、順調に回復していたのに
お餅を一切れ食べて腸閉塞を起こしてしまっては
悲しすぎますものね。
腸閉塞予防のため、おしゃべりを楽しもう
うれしいとき、楽しいとき、 人はお酒を飲み過ぎたり食べ過ぎたりしちゃうもの。
もしご家族やお友達に、 胃腸を含め最近開腹手術を受けた方がいらしたら
こんなときに腸閉塞を起こしやすいのだということを
思い出してください。
そして一緒に食事をするときは、 ちょっと気にかけてみてくださいね。
「食べるなー!!」と言うのではなく 、あなたも一緒にセーブしてあげるといいかな、と 思います。
・食べるスピードをゆっくりするとか
・鍋には消化悪いもの入れないとか
・一緒によく噛んで食べるとか
・お酒を控えるとか
一人だけ我慢しろってのは、 かわいそうですからね。
美味しい時間を楽しむのはもちろん、
おしゃべりの時間をもっと楽しむ!!
そしたらもっと、 素敵なクリスマスや忘年会になりますよね♪
楽しい時間のあとに、腹痛や腸閉塞といった事件があったらすべてが台無しです。
年末年始は腸閉塞に注意して、
食べ終えたら、マスクをするのを忘れずに!!
おしゃべりを楽しみましょー。ねっ。
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腸活料理研究家/CafeRicoLABO代表 重野佐和子
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