こんにちは。カフェリコラボ 重野です。
夏はそろそろ終わりですが、今日はクチあたりのいい「とろけるミルクゼリー」を紹介します。
熱っぽいときはもちろん、
抗がん剤治療などで食事が美味しくないとき、
口内炎でものが食べられないとき、、
術後はいろいろありますので
そんな時の栄養補給や気分転換に、このミルクゼリーぴったりですよ。
口内炎で食べられないときの
デザート作り3つの注意点
術後だけでなく、治療で食事がとれないときって、本人も家族も本当に辛いですね。
少しでも食べれればと思うものの、
匂いがあると食べられなかったり、
酸っぱさ塩気がしみて食べられなかったり、、、
そんなときは食事も大切ですが、デザートを作ってみるのもおすすめです。(基礎疾患がない場合)
長い治療で口内炎で痛くてものが食べられないときの
デザートのポイントは3つあります。
1.酸味や刺激がないこと
柑橘類はじめ、フルーツはなるべく避ける。
缶詰はものによりOK
2.口に当たらないこと(ザラっとしてないこと)
焼き菓子は口の水分を奪ってくっついてしまうので、ひどい口内炎のときは避ける。
ごまや栗などは口のなかに残るので注意。
冷たくて柔らかいデザートが食べやすいが、あんみつなど寒天類の角カドは注意。
3.飲み込みがスムーズなこと
水分が多く柔らかいことがだいじ。
溶けながら喉を通過するものがベスト
+匂いに敏感になっているときは、匂いがしないこと
どうせなら栄養(カロリー含め)がとれたほうがいいですし、心が豊かになるものがいいですね。
手作りするときは上質な材料を使いたいと、私は考えています。
これらを考えあわせた栄養豊富で飲み込みやすい「ミルクゼリー」。
食べられない時、特に口内炎の時の栄養補給におすすめです。
ふるふるとろーっと柔らかくって、甘くて美味しいゼリーをお試しください。
3つの材料&3つのステップ
簡単ミルクゼリー
材料2-3人分 *退院後すぐからOK
牛乳 400ml
砂糖 大さじ4-5(もっと甘くても!!)
板ゼラチン 2枚(5g)
①板ゼラチンはたっぷりな冷水につけてふやかす。
②牛乳を鍋に入れて中火で温め、砂糖を加えて溶かし火をとめる。
生ものが食べられない時は、牛乳を沸騰させてから砂糖を加えて溶かすこと。
③ボールに移し、ゼラチンの水気をギュッと絞って鍋に加えて完全に溶かす。
氷水にボールの底をあてて粗熱をとったら、器に分け入れ2-3時間冷蔵庫で冷やしかためる。
中まで完全に固まったら召し上がってください。
そのままでも、好みで小さくカットしたフルーツ缶詰をのせても美味。
*お砂糖は白いものでも茶色いものでも、好みのものを。
*板ゼラチンは臭みがないのでおすすめ。もし手に入らないときは粉ゼラチンで代用を。
*翌日までに召し上がってください。
消化よく飲み込みやすい
口内炎にはゼリーがオススメ
ゼリーと同じような冷たくて口当たりのいいデザートに、寒天がありますね。
牛乳かんもとっても美味しいし、コンビニでも売っているのですが、
さっきも言ったように、寒天は口のなかで溶けないうえ消化もよくないので
ひどい口内炎のときは、あまりおすすめできません。
(寒天はかたい食物繊維なので、術後すぐは腸閉塞予防のためNG)
喉にも炎症があると、、飲み込みにくく痛いですね、、。
そんなわけで、口で溶けるゼラチンのゼリーがおすすめなのです。
楽しさもプレゼント♪
プレゼントのときは、こんな風に牛乳瓶やヨーグルト瓶に入れるとよろこばれますよ。
好きな分量を器に出して召し上がっていただけるのも
小さな思いやりになるはずです。
市販の治療時のデザートもたくさん手に入る時代ですが、
やっぱり手作りに勝るものはありません。
ただし衛生面には十分注意してくださいね。
しんどいときは、とにかく何でも食べられるものを食べましょう。
笑顔いっぱいなデザートタイムを楽しんでくださいね!!
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腸活料理研究家/CafeRicoLABO代表 重野佐和子
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